リオデジャネイロのオリンピックとパラリンピックが幕を閉じました。
オリンピックといえば獲得したメダルの数が話題になります。
柔道選手は金メダルをとらないと大変な罪をおかしたように反省をされますが、そのことを責める国民は誰もいないと思います。
東京オリンピックのマラソンで銅メダルを勝ち取った円谷幸吉選手は、その後「幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」という言葉を遺言にのこし、この世を去ってしまいました。
もうそんな悲劇は起きてほしくないと思います。
さて、4年後に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるせいでしょうか。
今回はパラリンピックがいつも以上の取り上げられ、TVでのCM映像も沢山みかけたように思います。
メダルの数では前回のロンドン大会を上回る24個。
ただし金メダルが0個だったのは夏の大会では初めてとのことです。
これはパラリンピックに出場する選手の数が増えるとともに、レベルが大幅に上がってきていることが要因のようです。
金メダルをとることが全てではないですが、国をあげてのトップ選手の支援、そして裾野を広げていくバランスのとれた障がい者スポーツの普及が望まれていると思われます。