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著者の紹介|善活のすすめでは、慈善活動で社会福祉に貢献する自分の生きがいと喜びに満ちた活動をご提案します。

自分の生きがいと、喜びに満ちた慈善活動。

「生きがいの善活」はじめませんか?

著者の紹介PROFILE

著者の紹介

サイト名
善活のすすめ
著書名
大森善郎(おおもりよしろう)
経歴
島根県安来市生まれ、県立松江北高校卒業、早稲田大学政治経済学部卒業
ロンドン・ニューヨーク・ベルギーに日本・アメリカ企業のビジネスマンとして駐在。
デジタルカメラの日米共同開発の技術通訳などとして海外ビジネスに20年間の経験。
通信制高校の学習センター(鹿島学園高等学校・品川キャンパスと成田キャンパス)を運営する株式会社ワイズアカデミーの代表取締役。
活動
TOEIC915点。
初級の英語文法をアメーバブログやメールマガジンで解説。
オバマ大統領のスピーチから学ぶビジネス英語道場
趣味
愛犬(もも、トイプードル)のお散歩
洋画と海外TVドラマの鑑賞
著書
よっちゃんのやさしい英語レッスン
基本マスターBasic英文法
善活のすすめ

付録 私の生い立ち

私の生い立ち

幼いころから海外へのあこがれ

幼いころから「大人になったら海外を飛び回ってみたい」と私は思っていました。父親が海外航路の船乗りで、何ヶ月に一度だけ帰国した港で面会する生活でしたので、きっと「ぼくも世界中を見てみたい」という思いが募っていったのかもしれません。

海外に行く仕事につきたかったので、英語を一生懸命に勉強しました。バイリンガル家庭でもなく、過疎地ともいえる田舎の島根県で育った私には、中学校でABCの発音から覚え始めるという遅いスタートでした。

大学を出て就職した会社でも残業が終わってから語学学校に通うなどの努力をして、その結果ロンドン、ニューヨーク、ブリュッセルでの駐在経験をさせていただき、そして出張で世界中を駆け巡るという、まさに夢に描いていた生きがいに満ちた会社員生活を過ごすことができました。

日本の通信機メーカーからアメリカ外資系に転職をしました。そして今から十数年前、40才の若さで早期退職を迫られました。会社員としての夢をかなえた私は「次にやりたいことは何だろう」と自問自答しました。子どもが好きで、人に教えることが好きな性格から「教育の道」に進むことを決心しました。

最初は、小中学生に勉強を教える学習塾を開業しました。そして数年前に通信制高校の学習センターをしませんか、というお誘いがありました。通信制に通う高校生は、テニスやゴルフのプロスポーツ選手を目指したり、家計を助けるために働きながら学んでいたり、あるいは人間関係に悩んで全日制高校を中退したり不登校の経歴があったり、それぞれが異なる環境の中で必死に頑張ろうとしているのが通信制高校の生徒でした。

「こういう生徒をサポートすることこそ、自分の天職なのではないか」そう思った私は、この仕事にのめり込むようになりました。人との関係で悩んできた生徒が多いですから、最初は不安だらけで緊張でこわばった顔で初日を迎えますが、最後の卒業式のときには皆が晴れ晴れとした笑顔で旅立ってくれますので「ああ、本当によかった」と心から生きがいを感じることができます。


日本を愛する思いと危機感

海外を飛び回る夢をかなえ、アメリカの会社にも勤める経験も得た私ですが、世界のことを知れば知るほど、日本を愛する思い、そして日本の未来への、というよりも日本の教育への危機感が募るようになりました。

私は会社員として製造業に20年間ずっと関わってきました。そして海外に製造が移転し、実際には技術が移転し、そして雇用が移転する歴史に直面してきました。(苦しくても日本で製造を維持して欲しい)と歯ぎしりしても、どんどんとアジア各国に製造移転が進み、日本の経済力が衰退していくことを感じてきました。

それ以上に深刻に感じたのが「教育の遅れ」です。私の友人は中国人の女性と結婚し、お子さんは小学校の低学年だけを中国本土で過ごし、中国で教育を受けました。そのお子さんが日本の小学校に通い始めた感想は「日本は宿題もないし、勉強しなくていいから、楽でいい!」でした。

なぜ「日本の学校は楽」と感じたのでしょうか。どうやら、一人っ子政策と学歴社会が進んだ中国では、小学校の低学年から英語教育とか家庭学習とか塾とか、大変な競争原理が働き、小学校から受験生状態は珍しくないことのようです。資源の乏しいアジア諸国は「頭脳で勝負するしか国際競争で勝ち残る手段はない」と分かっているから必死なのです。

ひるがえって日本を見ると、いかがでしょうか。戦後の素晴らしい経済成長にあぐらをかき、日本人は優秀とうぬぼれ、競争は悪いことのように考え「ゆとり教育」という美名の下に緊張感を失っていき、ゆとりではなく「ゆるみ教育」になってしまったのではないでしょうか。


若い世代を育てたい

日本とアメリカ企業で、ヨーロッパとアメリカで働き、アジアの工場を旅する、そういう様々な経験を積み、夢をかなえた私は「若いビジネスマンに自分の経験を引き継ぎ、夢をかなえるお手伝いをしたい」と思うようになりました。

地方のタウン誌で「英会話便利な一言」を連載したり、アメーバブログで英語の解説をしたり、カルチャースクールの講師をしたり、著書として英文法の解説書を2冊発刊したり、色々な活動をしてきました。

しかし私が失敗を重ねて学んできた「文化の違い」は、ツバがかかるくらい近くで顔を合わせて教えて差し上げるのが一番の方法です。ですから、大人を対象とした英語レッスンを教室で行ってきました。

余談ですが、文化の違いとは、例えば西洋では「名前を呼ぶ」のを大切にすることです。私がイギリスに駐在していたとき、ある日現地の上司に注意をされました。「君はいつも単純にThank you.というけど、それは失礼なんだよ」と言われ、狐につままれた思いがしました。

「Thank you, Mary. Hello, Mike.のように名前も呼んで話すのが礼儀だよ」と説明されました。カルチャーショックとは正にこのことでした。あれから30年たった今でも、この痛い忠告が心のどこかにひっかかっているようです。

こういう失敗談はひとつの例に過ぎません。失敗という言葉を使いましたが、実際は「学びの経験」と思っています。それをひとつでも多く次の世代に伝えて、国際的な活躍と日本の活躍に少しでも役立てて欲しい、それが私の願いです。


column 6:どんなプレゼントが一番うれしいですか?

私が中学生対象の学習塾を経営していたときのことです。
よく生徒からこんなことを聞かれました。

「こんどの母(父)の日に、どんなモノをプレゼントしたらいいですか?」

わたしは、いつもこう答えました。
「モノもいいけど、お母さん(お父さん)の似顔絵を描いてごらん。
 そしてひとこと手書きで、心をこめて「ありがとう」ってメモを添える。
 きっと喜んでもらえるよ。」

…これは、私の体験から言えることです。
私にとって最大の宝もの、それは子どもが小さいころに描いてくれた私の似顔絵です。
上手とは下手とか関係ありません。
そこにこもった心、暖かさは、どんなモノにも代えられません。

お金より大切なこと、たくさんありますね。
みんなで暖かいプレゼントを渡しあって、世界中が幸せに包まれたらいいですね。


最後に

善活=慈善活動の意味です。皆さんどうぞ「善活」という言葉を自由に使ってください。この言葉が広がり、慈善活動が広まって、一人でも幸せの輪が広がることが私の願いです。

この本を書いたことも私流の善活です。本の売上として入ってくるお金は、すべて社会福祉事業に寄付をさせていただきます。

もし私に講演など依頼される場合、実費の交通費以外は一切いただきません。謝礼はいただきませんが、後で結構ですので「社会福祉事業に寄付をしていただく」ことを条件として受けさせていただきます。

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