自分の生きがいと、喜びに満ちた慈善活動。
「生きがいの善活」はじめませんか?
善活=慈善活動はどんな方でも実行できます。だって私は「ゴミをひとつ拾う」のも善活だと思うからです。
「生きがいの善活」は特におすすめしたい方がいらっしゃいます。どうぞ以下をご覧ください。
一番のおすすめは、ずっとマジメに働いてきて定年退職をした方です。退職をして、時間もお金もたくさんあるかもしれません。もちろん趣味に没頭するのもいいのですが、更に「生きがい」を求めていませんでしょうか。
今の60才は、健康年齢では昔の50才に相当するという説もあるようです。エネルギーにあふれ、まだまだ若いものに負けずに働ける、という人も多いのではないでしょうか。
平均年齢も80代後半となりましたので、生きがいに満ちた長寿生活をエンジョイしたいものです。会社だけが人生の舞台ではありません。これから自分だけのステージを作っていこうではありませんか。
(でも自分は会社人間だったから…)そんな心配はご無用です。どんな方でも必ず身につけた得意分野があるものです。経理のエキスパート、法律のエキスパート、あるいは趣味の釣りのエキスパート、その他何でも構わない、必ず人に自慢できる分野があるはずです。
あなたの知識・経験を若い人に教えてあげるのです。お金をもらわずに寄付をしてもらいます。長年かけて積み上げたノウハウを教えるとは、これほど幸せなことがあるでしょうか。
おまけに若い人との交流もできて、生きがいのある毎日が過ごせます。
若い人も自分の学びが100%すべて社会福祉事業にいく喜びを味わいながら学べます。こんなに素晴らしいお金と時間の使いみちがあるでしょうか。
あなたが培ってきた知識や経験という資産を、日本の発展のために活かしませんか?
女性の社会進出の環境は、昔に比べると改善されてきたといえるかもしれません。しかし出産で正社員の職を離れる場合も多いことと思います。そして幼いお子様の子育てで、あっという間に時間が過ぎていくケースもあるでしょう。
女性の高学歴化が進み、隠れた才能を家庭で眠らせている方も少なくないのではないでしょうか。特にお子さまの手が離れて時間ができた方であればなおさらのこと、その特技を活かして「生きがいある生活」に結び付けられたら、どんなに素晴らしいことでしょう。
例えば「着付け」「お菓子作り」「ブログ作り」など、皆さんそれぞれ「専門家」といえる領域に達している分野があるのではないでしょうか。その貴重な特技を眠らせておくのはもったいないと思いませんか。
あなたの得意分野を後輩の若いお母さんなどに教えて差し上げたら、どんなにか感謝されることでしょうか。それはあなたの大きな喜びにもなるはずです。そしてお礼をいただく代わりに、社会福祉事業に寄付をしてもらえば、皆が幸せを循環させることができます。
(人に教えるほどの特技は何もない)と考える方も多くいらっしゃるかもしれません。もし、そうだとしても「お金をもらわないで社会に貢献する」というのが私が考える善活です。
だから例えばこんなことはいかがでしょうか。
お孫さんが肩たたきをしておじいちゃんから10円をもらっていたとします。それを「肩たたきをしたら、おじいちゃんに10円を募金箱に寄付してもらう」のです。そうすれば、お孫さんは「肩たたきをすると社会に貢献できる喜び」を感じます。おじいちゃんは「寄付をする喜びと孫の成長を見る生きがい」を得られます。わずか10円でも、こんなに皆が幸せになれるって素敵だと思いませんか。
私がおすすめする「生きがいの善活」のコツは「無理をしないこと」これが一番大切なことだと思います。生きがいの善活とは、お休みの日に、好きなことを行うことです。好きですること、つまり愛犬のお散歩と同じです。
お散歩と同じで「好きだからする」のであって、無理強いされることではありません。そして他人に無理強いすることでもありません。楽しみながら行うことです。辛くなったらお休みをしましょう。
私が経営する通信制高校の学習センターで、生徒さんからコピー1枚につき10円を頂いてきました。紙一枚から大切にする気持ちをもって欲しいからです。
もっとこれを有効活用できないかな、と考え、ハッと気がつきました。コピー代金として貯まったお金を、日本盲導犬協会に寄付すればいいのでは!
一年でちょうど1万円がたまり、これを全て寄付をして、生徒さんにも知ってもらいました。
これって(個人の活動ではないですが)善活そのものですよね。
皆さんの会社でも小さくたまったお金を募金してみませんか。社員のかたの心の結びつきが強くなり、仕事のモチベーションにもつながるかもしれません。
会社だからといって大きなことをするのではなく、小さなところから、10円から始めてみませんか。